車庫証明の受取りの際に、警察署の窓口で受取り、そのまま特に確認することなくカバン等に仕舞う場合が多いと思います。
めったに間違いはありませんのでほとんどの場合はそれで構わないのですが、一応車庫証明を受け取った際にチェックしておくべきポイントというのがあります。

それは以下の3カ所です。

車庫証明を受け取る際に確認すべき3つのポイント

車庫証明見本

車庫証明

※クリックで拡大します

  1. 車台番号
  2. 角印
  3. 証明の日付

警察署の窓口で手渡された時に、以上の3点に目を通しておく必要があります。
それぞれ説明をしていきましょう。

1 車台番号

当然ですがここが間違っていると名義変更や登録そのものが出来ません。

車庫証明を受け取った段階で間違っているとどうしようもないので、本来は申請時にしっかりと確認をしておくべき箇所ではあります。

その為、申請する前にまずは車台番号についてはしっかりとチェック。そして受け取った際にも、念の為もう一度確認。ここが肝心。

ただし、新車の登録時など、車庫証明の申請をした段階でまだ車台番号がわからない場合には、受け取る際に警察署の窓口で直接記入する事になります。
ここでうっかり書き間違えてしまうと大変なので、十分に気を付けて記入しましょう。

他の部分であれば、申請時に間違って記入していても、受取りの際に修正印を持って行けば訂正できる事もありますが、この車台番号だけは後からの修正がほぼ効きませんので注意しましょう。

2 角印

この場所に警察署の角印が押されてはじめて申請書が車庫証明となります。

私文書→公文書になるようなイメージです。

この印鑑が押されてなければ、この書類は車庫証明として有効になりません。
当然ですがこの先の運輸局での手続きには使用できなくなります。

まずありませんが、ごくごくまれに押印漏れという事がありますので、こちらも受取り時に念の為確認しておきましょう。

3 証明の日付

ここには証明を受けた日付が記載されます。

ほとんどの場合、申請したときにもらう受理票に「交付予定日」として記載された日付です。

場合によってはその予定日よりも数日前の日付の事もあります。
「受け取った日(交付された日)」というわけではありませんので、もし受取りに行くのが交付予定日より、かなり後の日にちになってしまった時には、後述する事に特に気を付けて下さい。

注意しなければいけないのは、この日付からおおよそ1ヶ月以内に運輸支局で手続きを行わなければ、車庫証明そのものが無効になってしまうという事です。

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